巨人高卒2年目・直江また好投 原監督“次を期待”発言の本心

公開日: 更新日:

 松商学園高から2018年ドラフト3位で入団。現在7勝(2敗)の戸郷(同6位)とは同期だ。今オフ、エース菅野が球団にポスティングを直訴してメジャーへ移籍する可能性があるため、若い2人の台頭は「育成」を掲げる巨人にとってうれしい限りに違いない。

 28日に大塚球団副代表は今秋のドラフトについて「1位は即戦力野手」と明言している。「(抽選が)外れたら投手にいく」とは言うが、1位が野手なら来年以降は戸郷と直江が先発ローテの中心となってエースの穴埋めをするしかない。

「とはいえ、高卒2年目の若い2人にチームの命運を託すほど原監督は甘くありません。期待はしてもアテにはしない、とよく言っていますから。補強ポイントでもある先発投手は今オフは中日・大野雄、来オフは広島・大瀬良をFAで続けて獲得できれば埋まるでしょう。あくまで『補強との両立』が巨人の原則です」(球界関係者)

「将来のエース」と言われた直江にしても、戸郷のように勝ち続け、さっさとローテに定着しないと、オフの大補強によってすぐにはじかれるのが巨人という球団。そのためにも、早めにプロ初勝利を手にしたいところだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで