大谷翔平3戦連続スタメン落ち 打撃不振で試練のベンチ待機

公開日: 更新日:

 極度の打撃不振にあえぐ二刀流がベンチを温め続けている。

 エンゼルスは15日(日本時間16日)から本拠地アナハイムでダイヤモンドバックスと3連戦。この日は左腕バムガーナーが先発するため、左打ちの大谷はスタメン落ち。「5番・DH」には、歴代5位の660号本塁打を放ったばかりのプホルスが入った。ここまで132打数25安打の打率・189と絶不調の大谷は、これで3試合連続のスタメン落ちで、直近の9試合中6度目のベンチスタートである。

 ダイヤモンドバックスは、あす以降の2試合も左腕を先発マウンドに送るとみられ、プホルスが好調なこともあって、大谷の出番は限られそうだ。今季の最終カードであるドジャース戦の初戦はサイ・ヤング賞左腕のカーショーが先発予定で、好投手との対戦も見送られる可能性がある。

 エンゼルスは20勝28敗と大きく負け越しており、首位アスレチックスとは10ゲーム差のア・リーグ西地区4位。ポストシーズン進出どころか、2・5ゲーム差のレンジャーズと地区最下位を争っているのが現状だ。

 今季の投手復帰は見送られているだけに、早々と来季に備えた方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ