マーリンズ女性GMが意気込み 北米男性プロスポーツ史上初
北米の男性プロスポーツ史上初の女性GMに就任したマーリンズのキム・アング氏(51)が、フロリダ州マイアミの本拠地マーリンズ・パークで就任会見を行った。
ヤンキースのレジェンドで現在はマーリンズのCEOを務めるデレク・ジーター氏とともに姿を見せた新GM。初めての女性のトップに任命されたことに「期待の大きさに責任を痛感している。(多くの女性が続くためにも)自分の価値を高めたい」と話した。
今季のマーリンズは31勝29敗の勝率5割1分7厘をマークし、2003年以来17年ぶりのポストシーズン(PS)進出を果たした。今後は2年連続PS出場に向けてFA、トレードなどの補強の手腕を問われる。
同GMはヤンキース、ドジャースで編成部門の取締役を務めてきた経歴があるだけに「それなりにキャリアを積んできた。スカウト、育成、分析の担当者と協力して適切な判断を下したい」と自信を見せた。
今オフ、マーリンズの女性GMの手腕に注目が集まりそうだ。