エンゼルス大谷の打撃2冠は“投壊”レンジャーズが後押しか? 被本塁打はリーグワースト3位
右手首に投球を受けた影響で登板を見送っていたエンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間4日のレンジャーズ戦でマウンドに復帰。打順は2番に入り、リアル二刀流で起用された。
打撃成績は4打数無安打だったものの、投げては七回2失点で9勝目をマークし、自身では8連勝。米自己最多更新117球の熱投だった。
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現在、ア・リーグトップの42本塁打を放ちながら、8月は5発と月間本塁打数で今季自己最少だった。ブルージェイズ・ゲレーロJr.(39本)、ロイヤルズ・ぺレス(38本)の猛チャージを受けている二刀流にとって、レンジャーズはライバルとの差を広げるには格好のカモだ。
大谷は今季レ軍投手陣に対し、39打数8安打の打率.205、2本塁打、6打点。決して相性は良くないものの、レ軍はエース右腕ギブソン、守護神ケネディ(ともにフィリーズ)らを7月末までに放出し、投手陣が崩壊状態だ。現在のローテは右肩手術から復帰したばかりの有原(2勝3敗、防御率6.19)の他、リーグワーストの36被本塁打の右腕ライルズ、23被本塁打の左腕アラードら一発を食らいがちで、安定感に欠ける投手らによるやりくりを強いられている。先発、リリーフとも故障者が続出していることもあって、チーム被本塁打194はリーグワースト3位だ。