パ・リーグV争いの均衡は4位ソフトバンクがぶっ壊す! 千賀と森が復活で反攻開始

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 ロッテオリックス楽天ソフトバンクの4球団がしのぎを削る今季のパの優勝争い。

 9日現在、首位ロッテから4位ソフトバンクまで4ゲーム差も、実際は数字ほど差があるわけではない。交流戦を除いたリーグ戦に限れば、最も貯金をつくっているのはロッテの「10」。次いでソフトバンクの「5」。楽天の「4」、オリックスの「2」と続く。

 互いの対戦成績もロッテが楽天に11勝6敗1分けと大きく勝ち越しているケース以外はほぼ互角だ。

 さらにこの4球団は5位西武、最下位日本ハムのいずれかをカモにしている。西武に強いのは12勝4敗2分けの楽天と11勝5敗2分けのオリックス。日ハムからはロッテが9勝2敗4分け、ソフトバンクが10勝3敗4分けと貯金を稼いでいる。最後の最後までどこが優勝してもおかしくない状況といえる。

 そんな中、いよいよ反攻開始となったのがソフトバンクだ。

■エースと守護神の復帰

 左足首靱帯損傷で長期離脱していたエースの千賀(28)は東京五輪で復活すると、後半戦は4戦4勝。うち3試合を無失点に抑えている。助っ人のマルティネス以外の先発陣がピリッとしない中、エースの復活に工藤監督も胸をなで下ろしている。

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