巨人泥沼8連敗、貯金ゼロでも原監督は「続投」なのか…慎之助に帝王学伝授とは笑止千万

公開日: 更新日:

 九回に守護神のビエイラが3点を失い、巨人の連敗が8に伸びた。

 4位・広島とは4.5ゲーム差。CS進出も確定していないが、12日にリーグ優勝の可能性が完全に消滅したチームは、覇気すら失った。

 深刻な貧打が続く打線はこの日、わずか1安打の14三振。今月12試合でなんと、7度目の2ケタ三振という体たらくだ。

「加えて言えば、9試合連続2得点以下は28年ぶりの球団ワースト2位の記録。10月に入って、巨人周辺から『原続投』の声が聞こえてきた途端、チームは持ち直すどころか泥沼の連敗地獄です。これで、9月2日に最大15あった貯金はついにゼロになった。今季で3年契約が切れる原監督は来季も続投し、自らの後継者と認める阿部慎之助二軍監督(現・作戦コーチ)をヘッドコーチに据えて帝王学を伝授するとその気になっていたようですが、さすがにこの大失速では、進退を球団に預けざるを得ませんよ」(巨人OB)

 ファンから「マシンガン継投」と揶揄される投手起用を含め、いたずらに選手を疲弊させた指揮官の用兵が、チームを息切れさせたのは明らか。それでも「続投決定」なら、悪い冗談としか思えない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性