巨人痛恨の連敗で7.5差、事実上の“終戦”に…今オフ狙われるのは菅野よりこの男!
頼みのメルセデス(27)でもダメだった。
5日の初戦に敗れた3位巨人は、6日の首位ヤクルトとの直接対決第2ラウンドで助っ人左腕のメルセデスが先発。四回まで無安打投球を見せていたが、五回に中村の二塁打などで2点を失うと、6回途中3安打2失点でマウンドを降りた。試合も敗れ、ゲーム差は7.5。事実上の“終戦”となった。
7、8月は5試合で4勝を挙げるなど好調をキープしていた。東京五輪ではドミニカ共和国代表のエース格として銅メダル獲得に貢献したが、9月は5戦で0勝2敗。8月24日の広島戦勝利後、7試合連続で白星から遠ざかっている。
それでも状態は悪くない。前回9月30日の中日戦は6回1失点の好投。宮本投手チーフコーチは「リズム、テンポ、初球のストライク率も高く、追い込むところが彼の持ち味。先発投手の見本。非常にいい投球をしてくれた。また次回、中5日でいかせます」と絶賛していたが、打線の援護がない試合が続いている。
これで7勝4敗、防御率3.58。そんな助っ人左腕の巨人5年目の今季年俸は4000万円だ。これが高いのか安いのか――。中南米の野球関係者がこう明かす。