花巻東の怪物1年生・佐々木麟太郎 規格外の活躍が突きつける高校野球の旧態依然な指導体制
これが本当に16歳なのか。
■明治神宮大会2本目の49号
花巻東(岩手)の「怪物1年生」佐々木麟太郎が、23日の明治神宮大会準決勝でも大暴れ。敗れたものの、広陵(広島)相手に今大会2発目となる高校通算49号スリーランを放つなど、4打数3安打5打点の活躍を見せた。
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佐々木は花巻東の佐々木洋監督(46)の長男。佐々木監督といえば、同校で大谷翔平(エンゼルス)や菊池雄星(マリナーズからFA)を育てた人物として知られている。そして今回は長男だ。花巻東で指揮を執るようになってからの20年間で3人、しかも東北から「怪物」を生み出せたのはなぜか。
佐々木監督は今月18日付の朝日新聞朝刊で、こう言っている。