著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

「冬季中華体育大会」となり果てたオリンピックにゃ心が沸き立たん

公開日: 更新日:

 すべてはIOC、おまえらじゃ。金持ちへ次々と渡り歩いて愛想笑いで片っ端から食い物にする男芸者のバッハっは。

 今贔屓のおダンは人生一路だかほどけ一帯だか、やたら出張る習近平の旦那。おカネ出してくれるなら開会式でコートも着ません旦那さま!

 ついに北京は一党独裁に忠誠を尽くす冬季中華体育大会となり果てました(大戦中に最後っ屁ひっとらしたやつになぞらえると、イシンを汚したとかで何されるか分からんので恐ろしいから申しません、へい)。

■見やがれ一夜城

 な~に心配するねい。近代五輪の精神はちゃんと守ってやらあ。北京の大気汚染がモンダイなら工場も車も寸止めしてやるから安心しろ。大会終わればフル稼働すりゃいいんだ。北京の空が灰色だろうと、習近平が青いと言えば青いんだ。

 雪も降らねえ北京でも、人工雪でカチカチに固めまくって選手がケガしようが、習近平が雪と言えば雪なんだ。


 見やがれ一夜城、中国初のジャンプ台だぁ(ってことは今まで飛ぶやつが居なかったので?)。な~に心配するねい。自由だの差別だの騒ぐクズどもを次々にスキー板に縛り付けて突き落とせと習近平が言えば、公開処刑台になるンダ。分かってんだろうなバッハ!

 そりゃもう、なんでやんすね。以後五輪は全部中国でやっていただくということで。なにしろダァさまは打ち出の小槌、人民から金集めちゃ払って下さる「集金ペイ」。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い