小平奈緒“氷上の研究者”500mは誤算の17位…五輪連覇かかるも無念のスタート出遅れ

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「昨年、小平選手と連絡を取ったとき、『いま、中国語を勉強しているんです』と。さすがだと思いました。オランダに行けばオランダ語を覚え、韓国へ行けば韓国語を覚える。英語だけでなく現地の言葉でコミュニケーションを取ろうという努力を惜しまない。分からない言葉が耳に入ってくれば、すぐメモしてコーチやチームメートに聞いて、マメにノートに書き留めていた」(岡崎氏)

 研究対象は語学だけではない。料理や絵画、カフェ巡りなど、触れるものすべてが競技につながるという考えのもと、日々の生活を送る。高校2年で始めた自炊は長年の「研究成果」でみるみる上達。SNSには“インスタ映え”する食事を投稿している。

「常に探究心にあふれていて、良いと思ったことはとことん試してみるタイプ。カメラや料理など、プライベートでもすべての行動が『スケートにつながるかもしれない』と考えながら探している。素顔は本当に素朴な子。甘え上手でトレーニングについて聞きに来るときは、ぴったりと近くにくっついてくるかわいい一面もあります」(岡崎氏)

 1000メートルで「氷上の研究者」の成果を発揮するか。

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