プーチンでチェルシー? ネットニュースの見出し拾い読みは血管が切れそう!
新聞を拾い読みするオヤジの典型。まずは1面の見出し「ウクライナでロシア極超音速ミサイル使用か?」でウクライナ応援しようと思いつつ社会面まで飛び、見出しで「直下型地震への対策遅れは深刻。まず身の回りから」で、そうだ、食器棚のつっかえ棒がまだだったと思い、スポーツ面「照ノ富士休場」で案じて、朝飯を食う。見出しでおおよそのニュースを拾う。食後つまようじでシイシイしながら、ラテ欄(昔ゃラジオ欄が上、テレビ欄は下、同じページにあったので略してラテ欄と呼んだンダ、と懐かしみ)のオープン戦中継を探しつつ、新庄ボスはそろそろ開幕投手を決めろや、とオーナー気分に浸る。
同じように、ネットニュースのスポーツの見出しだけ拾い読みすれば……。
「プーチンシンパアブラモビッチのチェルシー身売り受け付け締め切り」
……? プーチンって、プーチンのシンパが油もビッチ? ビッチ? なんか汚いイメージがあるな。そっか、天然ガスじゃ飽き足らず、油をわざと汚して売ってるんか? それがスポーツとどういう関係が? チェルシー? ってお菓子だろ? お菓子が身売りするんか? 受け付け締め切りって、じゃ、どっかの甘党に「あなたにも、チェルシー、売りたい」でわずかに和んで首をひねり、次の見出しが、「セイヤアイラブユーマイクトラウトで大爆笑」。