ロッテの敵は相手より審判団にあり？ 今度は4番レアードが暴言抗議で「退場！」

２回表、見逃し三振に終わり言葉を発したレアード（右）を制する白井球審（Ｃ）日刊ゲンダイ

　戦うべき相手をすっかり見失ってしまったのが、15日のロッテだ。二回、先頭打者のレアードが3球三振。オリックスの左腕・宮城の投じたクロスファイアを2球連続で見逃すと、“あの”白井球審に不満を露わにしたからタダで済むはずがなかった。ベンチに戻りながらなお文句を言ったところで、即座に「退場！」。場内マイクで白井球審が「レアード選手を暴言により退場処分とします」と説明した。

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　4番打者を第1打席で欠いたロッテは、5－8で敗戦。レアードの代役で4番に入った福田は2度のチャンスでいずれも空振り三振と、助っ人不在が響いた形となった。

　宮城の2球は決して際どいコースではなかった。それでもレアードが文句を言ったのは、審判団への不信感だろう。

　発端となったのは4月24日のオリックス戦。佐々木朗希が判定に不服の仕草を見せるや、白井球審が激昂。自らマウンドの佐々木朗へと歩み寄り、捕手の松川ともども恫喝するような態度が問題視された。