ドラ1候補“二刀流”日体大・矢沢にジリ貧巨人が熱視線も…評価はあくまで「150キロ左腕」

公開日: 更新日:

「原監督は先発もリリーフも左投手が足りない、と周囲に漏らすほど、チームは現在、深刻な左投手不足にあえいでいて、最優先でトレードを画策しているそうです。昨秋のドラフトでも左投手の隅田(現西武)を1位で入札したものの、抽選で外したため、2位でJR東日本の山田を指名した経緯がある。こちらも即戦力の触れ込みだったが、これまで一軍登板はゼロ。下位で高校生左腕を2人獲得したけど、即戦力ではないし、新助っ人2人はなぜか右投手。左腕が手薄なチーム編成はそのままになっているのです」

 前出の関係者が続ける。

巨人はだから、現段階の1位有力候補として矢沢に熱視線を送っています。全日本の大久保監督は『投手、長打力、脚力の評価』と言ったけど、巨人は打者としてより、最速150キロの左投手として評価しているようです」

 もし巨人入りするようなら、プロ入り後の二刀流継続は難しそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド