大谷翔平日本人初2年連続30号!俄然気になる「サイ・ヤング賞」取りに規定投球まで残34回のハードル
エンゼルス・大谷翔平(28)が剛球右腕を攻略して節目の一発を放った。
日本時間1日のヤンキース戦に「3番・DH」で出場。0-2と2点を追う六回の第3打席で相手の先発右腕コールの甘く入った158キロ直球を捉え、中堅スタンドに叩き込む逆転の30号3ラン。150キロ台後半の直球を武器とするヤンキースのエース右腕から日本人選手初の2年連続30本塁打に到達した。
二刀流の大谷は投手として11勝(8敗)をマークしており、メジャー史上初の「2ケタ勝利と30本塁打」を達成。いずれも大谷が有力候補に挙げられているア・リーグのMVPとサイ・ヤング賞の行方が混沌としてきた。
MVPはここまで51本塁打を放ち、1961年にロジャー・マリスがマークした61本のア・リーグ年間最多本塁打記録更新を狙うヤンキース・ジャッジと一進一退の争いを繰り広げている。