大谷翔平が今季最後のヤンキース3連戦初戦で29号決勝弾! 去就はMVPを争うジャッジ次第
2年連続ア・リーグMVP受賞がかかる大谷翔平(28)のエンゼルスが日本時間30日から本拠地アナハイムにヤンキースを迎え、今季最後の3連戦。大谷は「3番・DH」でスタメンに名を連ね、5回に試合を決める29号2ランを放ち、4打数2安打。試合は4-3でエンゼルスが勝利した。
相手の主砲アーロン・ジャッジ外野手(30)は、ここまで両リーグ最多の50本塁打を放ち、ロジャー・マリス(当時ヤンキース)が1961年にマークした61本のア・リーグ年間最多本塁打記録を更新するペースで一発を量産。投手として11勝(8敗)、DHとして28本塁打をマークしている二刀流の大谷とともに、ア・リーグMVPの有力候補に挙がっている。
2人によるMVP争いはレギュラーシーズン最終戦まで火花を散らしそうだが、オフのストーブリーグでも2人の去就はリンクしそうだ。
今季終了後、FAになるジャッジは、今年4月にヤ軍と契約延長交渉を行い、球団提示額の7年約296億円を拒否。労使交渉のもつれから全ての契約交渉を凍結するロックアウトに突入した影響で契約が遅れ、6月に約26億4000万円で合意した。ジャッジは「生涯ヤンキース」を望んでいるものの、エ軍トラウト(総額約450億円)規模の条件を希望しているといわれ、ヤ軍の提示額とは150億円以上の隔たりがある。