渋野日向子が今季5度目のトップ10入り 信念を曲げない“芯の強さ”がゴルフに生きている
ところが渋野はあれだけ予選落ちをしながら、優勝争いに絡む爆発力があり、精神力が強いといえます。青木功さんのパッティングもそうです。ハンドダウンに構えて、トウを立てるスタイルはPGAツアーにはいません。自分のスタイルを貫き通した人だけ、技術をモノにでき強くなれるのです。
渋野には不安を払拭する芯の強さも兼ね備えています。これからは勝つためにミスを怖がらず、どれだけコースを攻められるかが問われます。LPGAツアーの日本勢は古江彩佳、畑岡奈紗が勝ち、笹生優花も調子を取り戻すなど相乗効果もこれから出てきます。渋野には他人に明かせない苦しい場面や大変なことがあると思いますが、いつも明るく笑顔を絶やすことなく戦ってほしいと思います。