オリックスはオフも主役!獲得有力の西武・森友哉に加え日本ハム近藤健介にもピタリ照準
おいおい、そんなに欲張って大丈夫かと、他人のフトコロながら心配になってくる。
リーグ2連覇、今季は日本一になったオリックスが8日、海外FA権を行使した日本ハムの近藤健介(29)の獲得も視野に入れていることに関してだ。
オリックスはすでにFA宣言している西武の森友哉(27)の獲得が有力視されている。ポジションのかぶる伏見寅威(32)がFAを行使したのも、森獲得を察知したからだともっぱらだ。
森の今季年俸は2億1000万円。近藤は2億5500万円。今オフのFAの目玉2人を、それぞれ複数年契約で獲得しようと思ったら、ざっと見積もって総額40億円近いカネがかかるともいわれるが……。オリックスOBの話。
「今オフは吉田正尚、来オフは山本由伸が、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦することが有力。来年オフにかけて主砲とエースがいなくなるとすれば、それなりの手当てが必要なのも理解できる。吉田は年俸4億円。年俸3億7000万円の山本は、2年連続沢村賞で来季年俸はおそらく5億円超。2人合わせて約10億円が浮く計算だし、ともにポスティングだからそれなりの収入も見込める。それに親会社はかなり体力がありますからね。なにしろ26年ぶりの日本一に、宮内オーナーはいたってご機嫌だった。2年連続日本一どころか常勝球団をつくるために、思い切って財布のヒモを緩める可能性はあります」