逸ノ城の酒癖は角界では有名…おかみへの暴行疑惑に加え「巡業先でトラブル」の過去
「週刊文春」に続いて、11日発売のサンケイスポーツでも報じられた逸ノ城(29)の暴行問題。記事によると、泥酔して所属する湊部屋のおかみに暴力を振るい、さらに湊親方(元幕内湊富士)との関係も“断絶”。廃業危機だという。
この問題に関して、相撲協会はあくまで「疑惑止まり」といったスタンスで、13日初日の11月場所には出場可能としている。
もっとも、逸ノ城の酒癖は、角界では昔から有名だったという。ある若手親方が言う。
「普段は温厚な好青年。酒も少量なら問題ないのだが、酔っぱらうと人が変わったように“凶暴”になる。怒鳴るわ、手が出るわと散々です。実は5、6年前の地方巡業でも、夜のお店でトラブルを起こし、巡業を休場したことがあった」
師匠は厳しく育てなかったのか。
「湊親方は気が優しすぎて、弟子に強く言えないタイプ。おかみも逸ノ城のことを我が子同然に可愛がっており、厳しく叱ったりはしない。そもそも、逸ノ城は今の親方が育てた唯一の関取。部屋は彼ひとりでもっているも同然なので、強い態度に出られない。仮に逸ノ城が廃業となったら、本人の次に困るのは湊部屋そのものですからね。そうした事情を逸ノ城も理解しているので、泥酔すると普段は抑えているテングの鼻が顔を出してしまうのではないか」(前出の親方)