貴乃花“職務怠慢”の実態 部下親方そっちのけで酒浸りの夜

公開日: 更新日:

 貴乃花(46)が大阪場所担当部長時代だったときの話だ。当時、貴乃花は吉本新喜劇に出演して本場所をアピールするなど、仕事に精を出していた……と、思われていた。

 が、真相は百八十度異なる。ある親方がこう話す。

「地方場所担当部長の下には、4、5人の親方が部下としてついている。そのうちのひとりがノイローゼになってしまったんです。原因は貴乃花です。部下は過去の慣例などに従い、物事を進めようとしていたけど、貴乃花は何を言っても聞かないし、まともにコミュニケーションが取れない。かといって部長が判断しなければ決められないこともあり、仕事がちっとも進まない。困ったのは部下たちです。親方のひとりはどうしようかと頭を抱えているうちに、心労でおかしくなってしまったんです。なのに貴乃花ときたら毎晩、決まったクラブで酒浸りだったというのですから」

 貴乃花はかねて、協会改革をブチ上げていた。昨年の日馬富士暴行事件以降は、そんな態度に拍車。協会の体制、執行部のやり方などに散々、イチャモンをつけてきたのは記憶に新しい。弟子の貴公俊が暴力事件を起こして取り下げたものの、今年3月には内閣府に告発状まで出した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ