元大関・朝乃山が三段目で復帰「コロナ禍キャバクラ通い+協会に嘘」で払った高すぎる授業料
418日ぶりに再び一歩を踏み出した。
11日、コロナ禍での規律違反により、6場所の出場停止処分を受けた朝乃山(28)が、三段目として昨年5月場所以来となる土俵復帰。元大関とあって、相手をものともせずに寄り切って、白星発進となった。
そんな朝乃山は取組後、報道陣の取材に「謹慎中、もっともつらかったことは」と聞かれると、「相撲協会にウソをついたことが一番、つらかった」と苦渋をにじませた。
朝乃山は昨年5月場所直前、コロナ禍による緊急事態宣言下にもかかわらず、キャバクラに通っていたことが週刊誌で報じられた。それ自体は自業自得だが、「ウソ」という点では同情の余地がなくもない。
というのも、キャバクラに連れ回したスポーツ紙の担当記者が朝乃山を口止めしたからだ。バレたら自分にも責任が及ぶと思ったのだろう。当の朝乃山も日頃からその記者と仲が良かったこともあり、断るに断れなかったという。親方のひとりは「今はそんな記者はいないと思うが」と、こう続ける。