レイカーズ移籍の八村塁を襲うLAファンの重圧…不甲斐ないプレーには容赦なくブーイング

公開日: 更新日:

 レイカーズのロブ・ペリンカGMは八村の獲得を「ウイング(SF)のポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった」と説明。「ルイのような攻守両面のスキルと、上積みがある選手を獲得できる機会はめったにないことだ」と期待の高さを口にした。チーム公式サイトによれば、26日のサンアントニオ・スパーズ戦で新天地デビューの予定だ。

 レイカーズは、ボストン・セルティックスと並んでNBAファイナル制覇の最多記録(17回)を持つ名門。西カンファレンスではゴールデンステート・ウォリアーズと人気を二分する注目球団に招かれた八村はロサンゼルスの重圧に悩まされそうだ。

 本拠地クリプト・ドット・コムアリーナは全米でも目の肥えたファンが多いことで知られ、不甲斐ないプレーに対してはレイカーズの選手であっても容赦のないブーイングが飛ぶ。

 一昨年までウィザーズで同僚だったPGラッセル・ウェストブルック(34)は司令塔と期待されながら、レブロンら主力選手と息が合わず、プレーにも精彩を欠いたため、プレーオフ初戦敗退の戦犯と猛烈にバッシングされた。近年ではレイカーズファンによるSNSでの個人攻撃も少なくない。

 八村は東京五輪後の21-22シーズンの大半を「個人的な理由」で欠場。本人は具体的なことは明らかにしていないものの、SNSでの誹謗中傷によるメンタルの不調が原因といわれる。

 日本を代表するNBAプレーヤーは大都市の重圧に耐えられるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで