ゴルファーの夢はマスターズ優勝からLIV参戦へ 今季は試合も賞金も大幅増

公開日: 更新日:

 今季の賞金王はいくら稼ぐのか。

 サウジアラビア政府系ファンドを背景に運営される「LIVゴルフ」は30日、今季の日程を正式発表した。ツアー初年度の昨年は全8試合だったが、今年は2月の開幕戦(メキシコ)から11月の最終戦(サウジアラビア)まで14大会が開催される。賞金総額も2億5500万ドル(約325億円)から4億円500万ドル(約526億円)となる。

 昨年の賞金王は個人戦1勝、団体戦5勝のD・ジョンソン(38)。全8試合と年間王者のボーナスを含めて約3563万ドル(約46億3200万円)も稼いだ。今季の賞金王は80億円超も夢ではない。

 ライバルである米ツアーの昨季賞金王はS・シェフラー(26)。獲得賞金は25試合で約1404万ドル(約18億2500万円)。2年連続年間王者に輝いたP・キャントレー(30)でさえ、ボーナスに20試合の賞金を加算しても約2737万ドル(約35億6000万円)だ。米ツアーは今季、LIVに対抗するため昨季より賞金総額を15%増の4億2800万ドル(約556億円)とした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド