山川穂高が初WBCに「怖い」と明かすも「国際試合経験者の意見はあえて聞かない」ワケ
打撃フォームも肌感覚次第
──バッティングフォームが取り沙汰されたこともある。山川選手の足を上げる打撃フォームは自身でも「外国人投手にタイミングが取りづらい」と話していたこともあるし、変えるのか変えないのかと報道されたこともある。
「いや、変える気はありませんよ。WBCでも普段通りのフォームでいきます。ただ、シーズン中も投手によって、あるいは日によって、足の上げ幅を変えています。そこはやっぱり、実際に相手と対戦しないことには、何がいいのかわからない」
──あくまで、体験してから考えると。
「それこそ、人の話を聞いて……ではなく、自分で見て感じたことが大事ですからね。実際に試合に出て、『あー、このままじゃダメだな』と思ったら、変えることもあるかもしれません。そこも、やってみないことにはわかりませんからね」
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今季はWBCの影響で開幕戦が例年より約1週間遅い3月30日。西武はこの日程に合わせ、2月1日ではなく6日にキャンプインした。とはいえ、6、7日はあいにくの雨。山川も室内練習場で練習し、8日、初めて屋外でフリー打撃を行った。
昨季は41本塁打で3年ぶりの本塁打王に輝いた大砲。WBCでも快音を響かせたい。
(聞き手=阿川大/日刊ゲンダイ)