著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【his best yet】大谷翔平は今後も進化を続ける

公開日: 更新日:

「大谷はまだまだ進化する」と米メディアが書いている。そのフレーズが「Ohtani's 2023 season is his best yet」だ。「大谷の2023年は過去最高のシーズンになるだろう。しかし、大谷は今後も進化を続ける」という内容だ。

 “yet”は「さらに」「もっと」「いまだに」という意味。「Best wine yet」といえば「これまで飲んだワインの中で最高」となる。「現段階で」というただし書き付きだ。

「not yet」は「まだダメ」とアイスクリームを口にしたい子供に対して言ってもよいセリフだ。「yet to come」と言えば、「まだこれから」「(良いことが)これから訪れる」。韓国の世界的ボーイズグループ、BTSの楽曲にも「Yet To Come(The Most Beautiful Moment)」というものがある。「過ぎた日々は本当に最高だったが、僕たちの最高の瞬間はこれから訪れる」と歌う彼らの人気曲だ。

 記事では大谷がMVPを獲得した2021年シーズンを振り返り、「大谷は過去5年間、大リーグで成長を続けている。21年にはMLB史上最高の二刀流プレーヤーとして花が咲き(blossomed)、史上19人目となる満場一致でMVPに選出された。だが、22年はその21年よりもさらに良い年(even better)になった」と書く。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」