記者の電話取材に激怒した魁傑の矜持「私はベストを尽くしているのに…」

公開日: 更新日:

 コロナ禍の間、多くの取材がリモートで行われてきた。大相撲も、記者が支度部屋に入れず、取組後の談話取材は初場所までリモートだった。

 記者が親方や力士との個別のやりとりを、電話やメール、LINEですることが増えたのは、コロナのずっと前からだ。時代は変わる。記者側の変化だけでなく、相撲界も新しもの好きで、親方衆にタブレットを持たせて、もう10年以上になる。

 40年あまり前、先輩から教わった心得のひとつが「相撲界では電話取材はご法度」だった。

 記事は足で書けという戒めだけではない。この世界は警戒心が強い半面、いたずら好きも多い。携帯電話のない時代だから、部屋の電話にかけると、明らかに本人の声なのに「いません」と言われることがある。

 本人のふりをして若い衆がいい加減なコメントをすることもあるから、怖くて書けないとも聞いた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは