幕下付け出し全勝Vの落合はホントに「令和の怪物」なのか? 宮城野親方も太鼓判

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 前評判にたがわぬ力を見せつけた。

 初土俵となる今場所で幕下全勝優勝を果たした宮城野部屋の落合(19)だ。

 相撲名門校・鳥取城北高出身。高校卒業後は実業団で相撲を続け、実業団横綱になって幕下付け出し資格を得てから入門。師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)をして「相撲をよく知っている」と言わせるのだから、タダ者ではない。

 デビュー場所をいきなり全勝で制した落合はいったい、何が凄いのか。

「四つ相撲もできれば押し相撲も強く、足技もうまいオールラウンダー。かといって器用貧乏ではなく、どれもレベルが高い。おそらく、十両でも普通に通用するでしょう。ただし、179センチ(156キロ)と上背はそれほどでもないので、幕内で四つ相撲だと長身力士と胸を合わせた場合に不利になる。将来的には押し相撲をベースに、四つ相撲への対処も磨く必要がある」(角界OB)

 新たな怪物に期待だ。

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