山本由伸にWBC本番前から米スカウト熱視線…今オフのポスティングへ金満球団が札束攻勢

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 かねてメジャー志向がある右腕は、すでに今オフのポスティングによるメジャー挑戦が確実視されている。

■大手広告代理店がマネジメントか

「代理人の選定も進めています」とは、オリックスOB。

「さまざまな代理人事務所がアプローチをしましたが、日本代表のダルビッシュ有(パドレス)を筆頭に、千賀滉大(メッツ)、鈴木誠也(カブス)らを顧客に持つ大手のワッサーマン・メディア・グループが最有力候補に浮上しているそうです。大手広告代理店がマネジメントに関わっているというウワサも聞きました」

 米在住のメディア関係者は、「WBC球の扱いに苦心する投手が少なくない中、山本は徐々に慣れてきているようだから問題ないだろう。24歳と若いこともあり、契約総額はメッツへFA移籍した千賀の5年7500万ドル(約100億円)を上回る可能性が高い」とこう続ける。

「宮崎合宿も視察したドジャースはもちろん、パドレス、ヤンキースら金持ち球団が虎視眈々と獲得を狙っている。現行のポスティング制度は、すべての球団が交渉できる。今年の目玉右腕だけにマネーゲームになり、最終的には最も多くのお金を積んだ球団が獲得するのではないか」

 日本球界のエースを巡る争奪戦が早くも熱を帯びてきた。

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