陸上日本選手権 初日の目玉は男子5000m“新旧対決” 大迫傑らベテラン勢に大学生の有望株が挑む
21年東京五輪同種目の金メダルの時計は12分58秒15。8位でも13分06秒60。昨年の世陸の金メダルは13分09秒24。8位でも13分12秒09。大迫や遠藤は持ちタイムなら世界の舞台で入賞の可能性もあるが、大舞台では外国勢の駆け引きや最後のスピード勝負についていけない。
陸上関係者がいう。
「3連覇を狙う遠藤は、外国勢を意識してラストのスピード勝負に負けない力をつけてきた。アクシデントがなければ3連覇すると思うが、高校時代から世陸や五輪を見据えてスピード重視のトレーニングをしている大学生の走りを、このメンバーの中で見てみたい。彼らは国内選手より、オープン参加となる外国選手についていくことを考えているはずです」
今年8月の世界選手権(ブタペスト)の参加標準記録は13分07秒00。大学生には厳しい記録だが、「まさか?」はあるか。