渋野日向子を待ちうける名門「エビアン」の難コース…6試合連続予選落ちなら自己ワースト
現地27日に開幕するエビアン選手権(フランス・エビアンリゾートGC)。日本勢は、古江彩佳、畑岡奈紗、山下美夢有、渋野日向子ら10人が出場するが、ファンが気になるのは渋野の状態だろう。
今季はトップ位置を高くするスイングに変えたが、4月に左手親指を痛め、グリップを変えたり、戻したりして苦しんでいる。もっか予選落ちは5試合連続で自己ワースト記録を更新中。復活の兆しが見えないが、昨季のエビアン前も似たような状況だった。
4月のパロスベルデス選手権に予選落ちすると、国内大会と全米女子オープンも決勝ラウンドへ進めず、ショップライトの17位を挟んでマイヤーLPGAも予選落ち。次戦の全米女子プロは体調不良で第3ラウンド開始前に棄権している。
昨季はトップ位置が低い横振りで、インサイドからアッパーに振って、フックボールを打っていた。米国のコースは洋芝でボールが沈み、アイアンは打ちづらい。アッパーでは、左足下がり、つま先下がりのライではボールがつかまりにくい。棄権から1カ月後のエビアンも同じ洋芝で、予選通過に9打も足りずボロボロだった。