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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

松山英樹のプレースタイルに変化が 全英OPでは“円熟味”増した戦いぶりを披露

公開日: 更新日:

 今年の「全英オープン」はツアープロとしては170センチと小柄なブライアン・ハーマン(米国)が、ただ一人2ケタの通算13アンダーまで伸ばしてメジャー初優勝を挙げました。

 レフティーであり、経験豊富な36歳です。スコアへの貢献度はパット(1位)、ティーショット(11位)、グリーン回り(36位)、アプローチ(34位)と抜群の安定感が光りました。

 6年ぶりに勝ったハーマンはPGAツアーでのドライバー飛距離は293.7ヤード(ランク144位)です。飛ばなくても、悪条件の中でパットやショートゲームといった自分の持ち味を貫きました。

 リンクスはパワーでねじ伏せることはできません。今年と同じロイヤルリバプールGCで行われた2006年大会に勝ったタイガー・ウッズは4日間でドライバーを1回しか使わずにポットバンカーを徹底して避けたのは有名な話です。

 ティーショットに手ごたえがあっても、ラウンドエリアの傾斜やマウンドでポットバンカーに吸い込まれてトラブルになるケースは珍しくありません。

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