大連敗ソフトBと最下位街道まっしぐら中日 低迷理由は「バント病」「左右病」って本当か?
中日の立浪監督もこの「バント病」「左右病」を指摘されている。かたや80億円大補強も12連敗で、もう一方はセの最下位街道まっしぐら。指揮官の采配が影響しているのではないか。
評論家の飯田哲也氏は「僕らは結果論で話せてしまうので難しいですが……」と、こう続ける。
「これは僕の持論ですが、左打者に左投手をぶつけるのはアリです。昔に比べて増えたとはいえ、それでも左投手は希少なので左打者も対戦経験が少ない。逆に右打者に右投手はあまり意味がない。藤本監督も立浪監督も、根拠があってそうした采配をしているのだと思いたい。ただ、ソフトバンクの場合はバントや進塁打を効果的に使えていない印象です。大事な場面で決められないのでヒットは出ても点が入らない。選手任せではなく、むしろもっと策を講じて積極的に選手を動かした方がいいと思います」
バント病、左右病がただちに致命傷になるわけではないが、采配は一考の余地あり、だ。