日大山形の荒木準也監督が明かす 2年のブランクと“請け負い監督”の苦労

公開日: 更新日:

 ──社会人時代と比べて年収も減りました?

「めっちゃダウンしますよ。プリンスの時の年収の方が全然高いんで(笑)」

 ──指導者になることは考えていた?

「実家に戻ってから高校野球の解説の依頼とかも来て、それで初めて高校野球を見たくらいです。だから指導者になるなんてこれっぽっちも考えていなかったんですけど、これで20年経ちましたね(笑)」

 ──では、なぜ監督に就任したのですか?

「山形出身者でそれなりのレベルにいった人も少ないですし、自分が指導者になるしかないのかなって思ったからですね」

 ──ちなみに甲子園出場など、好成績をあげたら本部の大学から賞与をもらうことはありますか?

「いや、全然ないですよ。あったらすごいですね。僕があんまり学校に求めないんですよ。スカウトにしても、私立高校だから本当なら全国からいろんな子をとってくる方がチームづくりがしやすいのかもしれないですけど、僕自身も山形出身の人間なので、できれば山形県人をベースにしてチームをつくれば県民の皆さんにも応援していただけると思うので」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」