バスケ男子W杯日本は豪州に敗れるも…元代表監督「アジア1位でパリ五輪切符取れる」と太鼓判

公開日: 更新日:

 日本(世界ランキング36位)は29日、2021年の東京五輪銅メダルの豪州(同3位)と1次リーグ最終戦で激突。NBA選手9人を擁し、平均身長が日本より8センチ高い強豪に89-109で敗れた。これで1勝2敗となり、2次リーグ進出はならず。17~32位の順位決定リーグに回ることが決まった。

 男子日本代表の元監督・長谷川健志氏は「日本は健闘しましたが、豪州との高さとオフェンス力の差が出ました」とこう続ける。

「チームとして5人では守れていましたが、速い展開に持ち込まれるとサイズで負けているだけに苦しかった。ただ、歴史的1勝を挙げたフィンランド戦などを見ても、過去の大会と比べて、3ポイントシュート以外にも、ペイントアタックや攻撃のスピードが格段に上がったことは示せたと思います」

 試合後、トム・ホーバス監督(56)が「相手のフィジカルプレーに負けた」と言えば、24得点を挙げた渡辺雄太(28=サンズ)も「力の差が出た」と前半の差を敗因に挙げた。33得点のジョシュ・ホーキンソン(28=サンロッカーズ渋谷)は「このゲームは負けたけど、最初からゴールはアジア1位。絶対できる。もっと頑張りたい」。これこそが本当の目標だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動