中国サッカーは日本のライバルになれるのか 勝利したドイツ&トルコ戦は大きな話題に
武漢編(4)
私が「武漢三鎮足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)」のヘッドコーチとして働いている中国でも、日本代表がドイツ代表を4-1で、トルコを4-2で破った試合は、大きな話題になりました。
日本が大きな成長を見せているのは、多くの選手がヨーロッパに行って経験を積んでいるからに他なりません。
強豪相手にひるむことなく、闘っている姿はとても頼もしく感じました。
中国人選手はというと、なかなかヨーロッパに行こうとはしません。
かつては前・中国代表監督の李鉄氏のように英プレミアリーグのエバートンでレギュラーを獲得するなど、海外で成功を収めた選手もいました。
確かに中国人選手は体格も良いし、パワーもあります。ヨーロッパの激しいコンタクトプレーには、日本人選手よりも向いている気がします。
【李氏は2023年1月に解散した「武漢卓爾足球倶楽部(ホーム・湖北省武漢市)」を率いていた2019年の中国超級(1部)リーグで八百長を行った疑いのために8月2日に起訴されている】