久保建英は「トップ下」が森保Jで生きる道 蹴落とすべきは右サイド伊東純也より鎌田大地

公開日: 更新日:

 欧州遠征中の日本代表(世界ランク20位)が12日、ベルギーでトルコ(同41位)と対戦。4-1で圧勝したドイツ戦(同15位=9日)から先発10人を入れ替え攻守の連動性を欠く場面もあったが、終わってみれば4-2の完勝劇となった。

 トルコ戦で注目されたのは、トップ下で先発した久保が存在感をアピールして「ベンチ要員から先発組に序列を上げられるか?」である。

 久保は今季、レアル・ソシエダでリーグ開幕4試合で3得点1アシストと絶好調をキープ。攻撃系レギュラー組の三笘薫(4試合で1得点3アシスト)、伊東純也(4試合で1得点1アシスト)、鎌田大地(3試合で1得点)よりも好パフォーマンスを見せている。

 しかし、森保ジャパンでは主戦場とする3トップの右サイドで伊東の控えに甘んじ、9日のドイツ戦もベンチスタート。本人も思わず「がっかりした」と漏らしていた。

 トルコ戦では、ドイツ戦の鎌田に代わってのトップ下。前半28分にはゴール正面から強烈なブレ球シュートを放ち、GKがはじいたところを3トップ左の中村敬斗が押し込み、1アシストを記録。後半11分に左ポスト直撃のシュートを放つと、17分には古橋亨梧の決定機を演出。38分にも強シュートを見せるなど攻撃の差配役としての仕事をこなしてアピールした。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動