侍ジャパン井端弘和新監督が西武・松井稼頭央監督と「1時間」も話し込んだワケ
13日、日本代表の井端弘和新監督(48)が、ベルーナドームで秋季練習中の西武を訪問。すでに阪神、中日などを訪問した井端監督だが、同学年の松井稼頭央監督とは練習の様子を見ながら、吉見投手コーチも交え何やら1時間も話し込んだ。
井端監督の初陣となる11月のアジアチャンピオンシップは「24歳以下または入団3年目以内」の若手選手しか出場することができない(オーバーエージ枠を除く)。球界にはオリックスの山下舜平大(21)や、ロッテの佐々木朗希(21)ら、条件に合致した有望選手がいるが、14日からCSが開幕する。日本シリーズまで勝ち残れば、最終戦は11月5日。アジアチャンピオンシップは同月16日開催と、選手によっては準備期間が短くなってしまう。必然的にBクラスチームの選手を中心とした選考になるかもしれない。
その点、西武は今季5位に沈みながらも、若手が粒ぞろいだ。先発なら、今季11勝の平良海馬(23)や9勝の隅田知一郎(24)。捕手では今季100試合出場の古賀悠斗(24)がいる。
もちろん、バランスを考慮すれば西武の選手ばかりが選ばれることはないだろうが、ドラ1ルーキーの蛭間拓哉(23)など西武には経験を積んでいる若手選手が比較的多い。
井端監督が松井監督と長々と話し込んだのもうなずける。