「オレが言えばルールも変わるかな?」原監督の傲慢にセ5球団反発…DH制却下で3年連続V逸
巨人が日本シリーズでソフトバンクに衝撃的な4連敗を喫した2019年秋。オーナー報告の後に原辰徳監督(65)がこうブチ上げた。
「セ・リーグにはDH制がない。DH制は使うべき。(パ・リーグと)相当差をつけられている感じがある」
その後、ジャイアンツ球場での秋季練習中に再びこの話題を持ち出すと、こう持論を展開した。
「セがDH制を導入する一番は『教育』の意味合いが大きい。我々がDH制を取り入れれば、高校野球や少年野球の世界でも変わるきっかけになる。レギュラーが1人増えて9人から10人になる。これほど大きな教育的効果はない。子供たちの出場機会が増えれば、野球人口だって増えるはず」
確かに一理あるが、さる放送関係者がこう言った。
「最後には『オレが言っていること、何か間違ってる? オレが言えばルールも変わるかな。みんな(報道陣)援護射撃してよ』と異例のお願い。というより、『巨人を取材するなら協力してくれよ』という“命令”に近い形でした」