阪神・大竹耕太郎の投球術は「早大 和田毅」の系譜 大学の先輩ソフトB有原航平もビックリ

公開日: 更新日:

 20日のCSファイナルステージ(S)第3戦、5回2失点の好投でチームの日本シリーズ進出に貢献した大竹耕太郎(28)。

 早大時代の3学年上の先輩で1年間、同じ釜の飯を食べたソフトバンク有原航平(31)は、新入生だった大竹の能力に驚かされたという。

「真っすぐのスピードだけを見れば、大竹より球の速い投手はいました。でも、入学時からずっと投球術がすごくて、制球と緩急(の使い方)がめちゃくちゃいい投手だなと思っています」

 大竹は有原の4年時に入学した。長い時間を共にしたわけではないものの、一緒に食事をしたり、さまざまな話をしたという。

「真面目でしっかり考えていますし、(1年秋から4勝を挙げ)実際に試合でも抑えていました。阪神に移籍して1年目から、新しい環境で活躍できるのは凄いこと。先発ローテに入って活躍しているのはうれしいですし、刺激にもなります」

 投球術で言えば、有原もメジャーから復帰した今季、10勝をマーク。内角を突ける制球力、打者の読みを外すクレバーさは、熟練の域に達しているといっていい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2
    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

  1. 6
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  2. 7
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 8
    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

  4. 9
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 10
    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見

    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見