後がないオリックス救援陣「3人目の隠し球」の名前…東晃平と曽谷龍平はブルペン待機
宇田川(24)が3連投(移動日を挟んで4連投)、山崎颯(25)は2日間ベンチ入りメンバーから外れて体調不安がささやかれた。阪神に王手をかけられた第5戦は山崎颯が3安打で3失点、宇田川が2安打2失点。看板とも言うべきリリーフ陣にほころびが見えるのがオリックスだ。
宇田川にいたっては降板後に涙すら浮かべていたものの、後がないオリックスに逆転の目はあるのか。リリーフ陣に隠し玉はいないか。
「3戦目の勝利投手の東(23)とルーキーの曽谷(22)は、ともに先発ながら6戦目以降もリリーフとしてブルペンで待機する予定です。東は今季2試合、曽谷は3試合、リリーフ経験がある。イニングの頭からなら十分、いけるでしょう。加えて150キロ超の右腕がもうひとりいます。2年目の横山楓(25)です。宮崎学園、国学院大、セガサミーを経て一昨年のドラフト6位でプロ入り。今季終盤に一軍デビューし、9月30日から熾烈なCS争いをする楽天とロッテ相手の4試合に登板。10月4日のロッテ戦は3失点したものの、あとの3試合は無失点に抑えましたからね」(オリックスOB)
先発のリリーフ起用も若手の抜擢も十分、あり得るというのだ。