岡田監督は大型補強に興味なし 阪神リーグ連覇「2人のキーマン」を1985年日本一戦士が指名
若武者2人の成長が欠かせない
チームは1日から、高知・安芸で秋季キャンプを行っている。
2021年ドラフト1位の右腕・森木大智(20)、森木と同期で今季、一軍で33試合に出場した外野手の前川右京(20)らに加え、7日には日本シリーズ組の小幡竜平(23)らが合流した。
「野手は相当レベルアップしないといけない。中でも前川に期待していますが、今季は8月に体調不良で二軍落ちして以降、一度も一軍に昇格できず、日本シリーズの40人枠にも入れなかった。まずは病気や故障をしない強靱な体づくりが必要です」
と言う福間氏は、小幡の成長も欠かせないとこう続ける。
「今季は開幕戦に『8番・遊撃』でスタメン出場しながら結果を残せず、木浪に遊撃の定位置を奪われた。試合出場も47試合にとどまり、登録抹消も経験。高卒5年目を終え、そろそろ『1.5軍』の殻を破らないといけない。この秋から、遊撃のポジションを木浪から奪い返す覚悟で猛アピールしてこそ、チームの底上げにつながります」
岡田阪神の連覇は、若武者2人の成長にかかっている。