男子賞金上位3人への欧州ツアー出場権“特典”いつまで?過去の成績はボロボロ全く通用せず
【ゴルフ日本シリーズJTカップ】第1日
今季の国内男子ツアーは今週の日本シリーズ(東京よみうりCC=7023ヤード・パー70)で幕を閉じる。
賞金王は前週の大会で中島啓太(23)に決まったが、今大会の優勝賞金は4000万円とビッグ。そこで大逆転の賞金ランク3位以内を狙っているのが今平周吾(31)だ。現在は9840万5906円で5位。3位以内に滑り込めば、欧州ツアー(DPワールドツアー)の出場権を獲得できるからだ。
昨年はこの「特典」により賞金王の比嘉一貴(28)、2位・星野陸也(27)、3位・岩崎亜久竜(25)の3人が世界を転戦したが、賞金王の比嘉は欧州ツアー19試合(ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメントを含む)に出場し、トップ10入りはたったの2回。7度の予選落ちでポイントランキング(PR)は120位と振るわなかった。賞金ランク2位の星野は、前週のフォーティネット オーストラリアPGA選手権で2位になり、ベスト10入りは4度あったものの、PRは81位。賞金3位で参戦した岩崎は15試合(同)に出場し、予選通過が3試合とまったく通用しなかった。