大谷にFBIから「無実」お墨付き 自身の潔白証明され、いよいよ本塁打量産態勢へ

公開日: 更新日:

水原氏の不正送金額は24億円

 米司法省は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で大谷翔平の通訳だった水原一平氏を訴追したと発表した。

 同省によれば、水原氏は違法賭博の借金を返済するため、大谷の銀行口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金した。大谷は送金の事実を知らず、許可もしていないことから被害者に当たると指摘した。

 水原氏は大谷がエンゼルス移籍のため渡米した2018年、口座開設を手伝い、その後も管理し続けた。大谷の口座情報には水原の電話番号とメールアドレスを設定。21年9月以降、違法なブックメーカーを通じて1000回以上にわたってスポーツの試合に賭けていた。同年11月から今年1月にかけて口座から不正に送金し、大谷と偽って銀行に電話したこともあったという。

 さらに同じ口座を使って約32万5000ドル(約4970万円)相当の野球カードを購入していたことも判明。水原氏は「ジェイ・ミン」という偽名を使って、ドジャースのクラブハウスに郵送させていた。

 水原氏は近日中にもロサンゼルスの連邦地裁に出廷する予定。複数の米メディアによれば、銀行詐欺の罪は最大で禁錮30年を言い渡される可能性があるという。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷が抜けた古巣のエンゼルスは意外にも快進撃を演じている。投打の主力を失ったのにいったいなぜか。どうやら大谷離脱が好影響をもたらしているようで――。

関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ