セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

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「今後、監督をやりづらくなるぞ!」と怒鳴りつけ

 私へのパワハラは、前任の青木久典監督の退寮時期を巡る問題をきっかけに始まりました。青木さんは部員に対する暴力行為で辞任し、私は21年1月付で後任を賜ったのですが、青木さんは在任中、学生寮に住んでおり、引き払う必要があった。

 私は就任直後、神谷氏から「青木氏の息子の学校の関係で、退寮時期を3月まで延長したい」と相談を受けました。しかし神谷氏は常々、「野球部OBは部外者である」との認識を私に示していましたし、前監督が寮に居続けることは適切でなく、お断りしました。

 それ以降、神谷氏は「加藤さんとは合いません」と捨てゼリフを吐くようになり、2月の練習中に1時間にわたって「青木さんを寮から追い出した」と言いがかりをつけられ説教を受けました。

 金光氏はそんな私に追い打ちをかけるように、「いずれ、おまえもわかるんだ」と、退寮時期の延長を求めてきた。それでも断り続けていると、金光氏は私をこう怒鳴りつけたのです。

「今後、監督をやりづらくなるぞ! すでに神谷部長は君に対して不信感を抱いているんだ! 信頼を失うと回復できないと思え! 君は損をするからな」

 こうして私は、本業のグラウンドではなく、両氏との不毛な戦いを強いられるようになりました。神谷氏からは「部費で昼食を食べるなら年2回、5万円ずつ寄付をしろ。高い給料をもらってるんだから」と、理不尽な要求をされたこともあります。

 実は金光氏も、神谷氏のセクハラと併せて、部員と私に対するパワハラについて、東京六大学連盟宛てに告発されています。暴力を振るうことはありませんでしたが、部の運営や事務的な面を含め、普段から接することが多かったマネジャーは常々、心を痛めていた。

「今の発言は忘れないからな。覚えておけ!」と怒鳴りつけたかと思えば、「俺の時代は何度罵倒して泣かせたかわからないくらいマネジャーを厳しく指導した」と、高圧的な態度を取ることもしばしばでした。

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