石川遼が熱望「米ツアー再挑戦」の成否…今年は全米OPも欧州ツアーも予選落ちで険しい道程

公開日: 更新日:

「米ツアーへの道はそれだけじゃありません」とツアー関係者が言う。

「10月10日開幕の日本オープン終了時の同ランク上位8人は、24日からの日本開催の米ツアーZOZOチャンピオンシップに出られる。ここで優勝するのが一番の近道。次は、昨年4位の石川がそうでしたが、ZOZOでトップ10に入り、次戦のワールドワイドテクノロジー選手権(メキシコ)に出場して勝つことです。この大会はシード権争いがメインの秋季シリーズなのでバリバリのトップ選手は出ない。優勝のチャンスは広がるが、相手は米ツアー選手ですからね。石川が昨年予選落ちしているようにレベルが低い試合ではない」

 石川は13年のマスターズチャンピオンで、今年の米ツアー・プレーオフシリーズのラスト2試合で2位、4位だった44歳のA・スコットに心酔している。40歳を過ぎても飛距離が伸びているスコットを見ているから、自分の年齢は気にしていないそうだが、今年は全米オープンも国内で行われた欧州ツアーも予選落ち。ユーティリティーやアイアンの精度の低さを痛感した。憧れのベテランと米ツアーで優勝を争う夢を抱くが、その道程は険しい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スタンフォード大・麟太郎のメジャースカウト評価は課題山積…ド軍指揮官からも耳の痛いアドバイス

  2. 2

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 3

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  4. 4

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  5. 5

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  1. 6

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 7

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 8

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か