ドジャース大谷を惑わせる相手バッテリーの徹底配球…カブス3連戦でも手玉に取られ打撃停滞ムード
同地区ライバル球団は虎視眈々
好機で結果が出ないのも懸念事項だ。今季ここまで得点圏に走者がいる場面で7回打席に立ち、3打数無安打4四球。昨季も開幕直後の得点圏打率.053(19打数1安打)と勝負どころでのもろさを指摘されたが、最終的に同.283、8本塁打、68打点と結果は残した。
「真価を問われるのはパドレス、ジャイアンツとの対戦です。同じナ・リーグ西地区のライバルである両チームは先発、抑えともメジャー屈指。今季両軍とは13試合ずつ残しており、特に宿敵ジ軍戦はポストシーズン、地区優勝争いが熾烈になる9月に7試合組まれている。両軍とも大谷との勝負を避けることが予想されますが、大谷がライバル球団を相手に結果を残せないようなら、ド軍の地区連覇は厳しいかもしれません」(前出の関係者)
大谷のバットから快音が響かなければ、パ軍、ジ軍の後塵を拝することもありそうだ。
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日刊ゲンダイは過去に大谷の両親や恩師、同級生を徹底取材。いまではメディア露出を控えるようになった両親だが、当時はふたりの「出会い」まで直々に語ってくれた。それらを網羅した連載コラム【二刀流の血脈】も要チェックだ。