逆ギレ前科あり小林会長は「都合よく選手を利用し、突き放す」…不倫騒動で対応のまずさ際立つ
小林会長の、「選手の私生活については関与しない」発言にも批判の声が上がっている。
協会は会員である女子プロを試合に派遣する主管業務を担う。女子プロは協会に年会費を払っており、トラブルやアクシデントに見舞われた際にはサポートやケアをする立場にある。不倫の被害者である女子プロが協会幹部の福本理事に相談しているからなおさらだ。
「小林会長は女子プロゴルファーは個人事業主であり、トラブルには各自で対応するのが筋であると都合よく考えているのでしょう。しかし協会というよりも自らの会長在職中に汚点を残したくない、関わりたくないというのが本音かもしれない」(ツアー関係者)
とはいえ、協会は「関係ない」では済まされない。キャディーと複数の女子プロが起こしたトラブルで騒動は大きくなり、大会関係者にも多大な迷惑をかけているからだ。プライベートであろうと、試合中であろうと、トップの小林会長には女子プロが関与した案件には説明責任がある。
しかし、かつて“堀奈津佳ルールトラブル事件”“笠りつ子タオル事件”で記者から事実関係を明らかにして欲しいと詰め寄られた際、小林会長が突然「私はわかりませんよ」と大声でキレたのはよく知られている。今回もその手で逃げ切れると考えていたら大きな間違いだ。