巨人・秋広優人の「不可解な一軍昇格」はショーケース? トレード獲得狙う他球団に波紋広がる
実際、巨人はこの時期に不可解な昇格をさせた直後にトレードを成立させた例がある。
昨年は二軍で2割そこそこなのに、6月4日に一軍昇格を果たした松原と、西武・若林とのトレードが同24日に決まった。23年にも広岡が4月29日に一軍初昇格を果たすと、5月17日にオリックス・鈴木康とのトレードが成立している。
秋広は高卒3年目の2023年に10本塁打を放った球団期待の有望株。昨季は26試合で0本塁打に終わり、今季も開幕から二軍暮らしとはいえ、まだ高卒5年目だ。さすがにトレードは……との声は多いが、打率1割台での一軍昇格が、波紋を呼んでいるのは確かである。
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阿部監督といえば、田中将大にだけにはとことん甘い。秋広の扱いとは、まさに雲泥の差だ。実はこの“特別扱い”、田中の獲得が阿部監督主導で進められたこととも無関係ではないという。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。
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