心からイライラを洗い出す掃除のススメ
「心を休める習慣」植西聰著
人が幸せに生きていくためには「適度に休む」ことが不可欠だと説く著者が、「休み休みしながら物事を進めていく重要性」と心を休める方法をアドバイス。
人は疲労を感じても、「この仕事を終えるまでは、休まずに頑張ろう」と考える。しかし、疲労感とは無意識に生じるブレーキのようなもの。それでも頑張ろうとするのは、ブレーキのかかった状態でアクセルを踏むのと同じで故障を起こしてしまう。休み休み仕事を進める方が賢明で、結局は効率的に早く仕事を終えることができるという。心からイライラした気持ちを洗い流す(洗心)効果がある掃除のススメなど、忙しい毎日に押し潰されずに、豊かに生きる心の持ち方と休み方を伝授。(三五館 1200円+税)