「キャッシュレスで得する!お金の新常識」岩田昭男著
韓国では年間決済額の90%近くがキャッシュレス。欧米や中国などでも50%前後と世界中で急速に現金離れが進んでいる。エストニアでは、政府発行のIDカードで買い物から運賃の支払い、さらに納税や投票まで出来てしまう。デンマークでは現金決済比率が約20%まで減少したため紙幣の発行をやめたそうだ。遅れていた日本でも2020年のオリンピックに向けて国を挙げてキャッシュレス化が進んでいる。いまやキャッシュレス決済と現金払いとでは支払額やサービスで差が広がりつつあるという。
本書は、クレジットカードをはじめ、電子マネーやスマホ決済、デジタル通貨、仮想通貨まで、さまざまなサービスについて分かりやすく解説した入門書。
(青春出版社 920円+税)