「婚活中毒」石神賢介著
「婚活中毒」石神賢介著
著者は、30代後半だった1990年代半ばから30年近く、世の中のあらゆる婚活サービスを利用。容姿も「スペック」も誇れたものではないが、コンスタントに女性と出会えてきたという。
中には女優やモデル、女医などもいて、最初のデートで誘われホテルに行った人もいれば、口説きに口説いて100回くらいデートしたのに手さえ握れなかった人もいる。
これまでに300人を超える女性と食事やドライブにこぎ着けたが、結局、いまだに成婚にはいたっていない。婚活ツールの充実で、またすぐ次の相手に出会えるため、結婚が目的ではじめた婚活が、いつのまにか婚活そのものを楽しむようになっていたという。
そんな自らの体験をつづりながら、現代の婚活の表と裏に迫るリポート。
(星海社 1265円)